2026/08/23 07:10

いま日本で、木桶で仕込まれている醤油は全体の1%以下だそうです。
残りの99%は、温度管理のできる金属タンクで、数ヶ月で仕上げられます。効率がよく、味も安定します。悪いことではありません。
それでも木桶を選び続けている蔵があります。広島県福山市の寺岡有機醸造さんです。1928年創業。有機JAS認証をいち早く取得し、いまも木桶での天然醸造を守っています。
木桶を使う理由は、そこに菌が棲みつくからです。長く使われた桶には蔵の菌が住みついていて、その菌が発酵に関わる。だから、その桶でしかできない味になる。手間はかかりますが、その手間の先にしか出ない味がある、ということだと思います。
原材料は、有機大豆、有機小麦、食塩。それだけです。アミノ酸等も、保存料も、甘味料も入っていません。
この詰合せは3本セットです。最初に試していただきたいのは、冷奴か卵かけごはん。加熱しない食べ方だと、香りの違いがいちばんはっきり分かります。
贈りものにもよく選ばれます。「体にいいものを贈りたいけれど、押しつけがましくならないように」というとき、醤油はちょうどいい距離感です。
